緑がのぞく、計算された”透け感”が魅力のクローズ外構　大阪府東大阪市　T様邸

邸宅としての重厚感を保ちながらも、

光・風・緑が心地よく通り抜ける“透け感”をテーマにしたクローズ外構。

門まわりから庭、ガレージに至るまで、素材と色調を統一し、

静けさと高級感の中にやわらかな温もりを感じるデザインです。

門まわり ― 上質な素材で描く“迎えの美”

邸宅の顔となる門屋には YKK AP エクスティアラアーチ を採用。

屋根と壁を一体化させたフレーム構造が、

外構全体の水平ラインを美しく整えています。

壁面はタカショーの大判タイル「アヴェルサ シルバー」を

目地なし施工で仕上げ、フラットでモダンな印象に。

透け感のある シャローネ門扉（SA04型） が

重厚さの中に軽やかさを添え、光と風を自然に取り込みます。

宅配ボックスや表札はウォールナットカラーで統一し、

グレー×ブラックの外観にやさしい温度感をプラス。

夜には軒天のダウンライトが門柱を照らし、

陰影が織りなす美しいアプローチが浮かび上がります。

ガレージ・門屋の一体設計

ガレージシャッターから門屋まで、同一タイルとブラックのフレームラインで統一。

縦目地を通すことでシャープな印象を際立たせています。

シャッターゲート（三協アルミ パレオN1型）は、

外壁との段差を最小限に抑えたフラット設計。

ファサード全体に“面の美しさ”を生み出しながら、

住宅のボリューム感とバランスをとる構成としました。

外周・フェンス ― プライバシーと開放感のバランス

外周にはタイル壁と縦格子フェンスを交互に配置。

閉じすぎず、住まいの中に自然の気配を感じさせる設計としました。

格子越しに見える植栽の緑がアクセントとなり、

昼は柔らかな彩りを、夜は照明による陰影の美を演出します。

南側には LIXIL フェンスAB YS2型／プログコートフェンスF3型 を採用。

隣地からの視線を程よく遮りながら、風通しの良いプライベート空間を実現しました。

お庭 ― 和の趣を感じる“庭園リビング”

玄関から奥へと続くアプローチには、

ユニソン ワズピースや栗石、化粧砂利を組み合わせ、

自然の素材感と立体的な陰影を表現。

植栽にはアオハダ、ノムラモミジ、コバンモチなどを配置し、

四季の移ろいとともに表情を変える庭へ。

室内からも緑が見えるように高さと奥行きを計算し、

和室の窓からは“借景”のようにライトアップされた植栽を楽しめます。

ガレージ ― 趣味と仕事を両立する大人の秘密基

邸宅の一角に設けたのは、

イナバ製作所「デザイナーズガレージ アルシア ジャンボTypeA（3連棟）」。

広々とした空間の中に、

バイク整備・事務作業・トレーニングを行えるゾーニングを構築しました。

中央にはガラス張りの事務所スペースを設置。

愛車を眺めながら仕事ができる、まさに“趣味と実用の融合空間”。

ブラックとシルバーを基調にした室内は、

天井のライティングレールがスポット的に照らすことで、

ショールームのような立体感を生み出しています。

照明演出 ― 夜の美しさまで計算された外構

夕暮れとともに照明が点灯し、

門柱・植栽・フェンスのラインが柔らかく浮かび上がります。

タカショー ガーデンアップライトミオやポールライト9型を中心に、

植栽の陰影を活かす配置を採用。

安全性を高めるだけでなく、

“帰宅時の安心と癒し”を感じる光景をつくり出しています。

住宅街の中でも、視線を気にせず過ごせるプライベート空間に。
日中は緑の彩り、夜は光の陰影が楽しめる外構となり、
「時間帯ごとに表情が変わる家になった」とお施主様。
外構・庭・ガレージを一体でデザインすることで、
“暮らしを包み込む外構”が完成しました。

施工概要

使用商品