高低差を活かす憩いの空間。グレートーンのモダン外構　大阪府富田林市　M様邸

高低差をデザインとして活かす

M様邸は敷地に約1.7mの高低差があり、当初は

「圧迫感が出そう」「プライバシーを確保できるか不安」といった課題がありました。

そこで、擁壁の高さを利用して上下階を明確に分けるプランを採用。

下段をガレージ、上段を生活空間としてゾーニングすることで、開放感と機能性を両立しました。

高低差を活かしたプライベートガーデン

上段スペースには人工芝の庭を計画。

目隠しフェンス（LIXIL フェンスAB YS3型）を設置し、外からの視線を遮りながらも風と光を通すバランス設計としました。

結果として、閉塞感のない心地よいプライベート空間に。

リビングからもつながる“庭リビング”として活用できます。

タイルで統一感を出した階段・門柱

階段と門柱にはタカショーのアヴェルサ（シルバー）とセラレバンテ（ブラック）を採用。

大判タイルによる水平ラインの美しさと、グレートーンの上品さが建物と調和します。

門柱まわりは割栗石とオリーブの植栽で自然味をプラス。

夜はウォールライトが柔らかく照らし、昼とは異なる表情を楽しめます。

スムーズな動線を叶える梁延長カーポート

ガレージにはLIXIL フーゴF 2台用梁延長タイプを採用。

柱位置を調整して、乗り降りしやすいスペースを確保しました。

梁を延長することで雨の日の動線がよりスムーズになり、車のドアを大きく開いても干渉しません。

熱線吸収ポリカ屋根で採光性も確保し、デザイン性と快適性を両立しています。

将来を見据えた設備計画

EV充電ポールを設置し、将来的な電気自動車への対応も万全。

また、カーポート奥には温水対応の立水栓を配置し、洗車・植栽の水やり・掃除などに使いやすい動線を確保しています。

玄関横にも別途立水栓を設け、日常的な使い勝手を向上させました。

家事・暮らしに寄り添う空間設計

建物横の犬走りにも人工芝を敷設。

幅を確保することで、洗濯物干しやメンテナンス作業にも利用できる多目的スペースとなっています。

見た目の統一感に加え、日々の動作を快適にする細やかな配慮が随所に施されています。

まとめ

高低差をデメリットとせず、“立体構成のあるデザイン”として活かしたM様邸。
統一感のあるグレートーンの素材と自然素材のバランスにより、上品で開放的な住まいの表情が完成しました。
機能とデザインの両面で「暮らしやすさ」を高めたモダン外構です。

3Dパース

施工概要

使用商品