鉄のリサイクル工場である大阪故鉄株式会社様。
地域の方々に親しまれる工場を目指し、外構のリノベーションを行いました。
事業内容や企業理念でもある「サスティナブル」をテーマに設計しています。

機能性とデザイン性を兼ね備えた外構計画
道路からも見えていた電気設備の目隠しとして、平板フェンスを設置。
外観全体の統一感を保ちながら、作業環境の安全性と美観を両立させました。


鉄の質感を生かしたファサードデザイン
道路沿いの板塀の横には、メタル調ラッピングのアルミ角柱と蛇籠フェンスを配置。
素材の重厚感と直線的なフォルムが、企業イメージである“強さ”と“信頼感”を表現しています。
夜になると下部からのライトアップで、昼間とは異なる陰影を描き、
看板や植栽とともに印象的な景観を演出します。



壁面アートを引き立てるライティング
工場の大きな壁面には、有名アーティストによるウォールアートが描かれています。
そのアートを際立たせるため、外部照明を新設。
夜間でも色彩豊かな壁面が映えるよう計画し、
「鉄の工場」から「街のアートスポット」へと印象を変えています。


働く人にやさしい休憩空間
屋外階段下のスペースを活用し、休憩所と更衣スペースを設けました。
道路側と同素材のフェンスで囲うことで、周囲の視線を気にせず過ごせる落ち着いた空間に。
床材には、廃プラスチックと廃木材を再利用したLIXIL「revia pave」を採用。
企業テーマである“サスティナブル”を外構にも反映させています。


さらに、屋外階段を上がった先にはルーフバルコニータイプの休憩スペースを設置。
2階の休憩室とつながる開放的な空間で、外の光や風を感じながらリフレッシュできるようになりました。



企業の顔としてのサインデザイン
工場前には新しい自立式看板を設置。
大通り沿いという立地に合わせ、遠くからでも視認できるよう
シンプルで明快なデザインに仕上げました。
看板には、当社がデザインしたキャラクター「こてつフレンズ」も描かれ、
親しみやすさとユーモアを添えています。



3Dパース





施工概要
| 所在地 | 大阪府大東市 |
| 施工期間 | 約1ヶ月 |



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