ハンワホームズ株式会社は、創業以来30年にわたり、屋外空間を中心とした建設業の分野にて事業を展開してまいりました。2020年の事業承継以降は、「屋内外の空間をシームレスに捉えたトータルな提案が出来る企業」として成長する事を目標とし、現在も特に注力する分野として取り組んでおります。その具体的な事例として、商業施設の遊休地地活用の設計・施工・提案から家具などを用いた空間演出に至るまで、一気通貫で対応するサービスを実現させる事ができました。
創業以来、当社は「当社の存在意義、社会に対する貢献」を常に考え、短期的な利益にとどまらない長期的な視点のもと、経営を実践してきました。また経営者として、会社の中身(ヒトを中心と置いた、サービスの質)を成長させることを意識し、全てのステークホルダー様に貢献できる企業として成長を牽引してまいりました。そして事業承継の2020年以降、当社は大きな変革期を迎えております。
当社は屋外空間、特に戸建て事業分野の外構工事を創業サービスとしてスタートしました。
現在、その視野を空間全般へと広げて事業モデルを構築した事で、新たな領域へと参入している『空間創造事業部』と、人々の生活に寄り添い、ライフスタイルを豊かにするサービスを展開する『DEPOS事業部』の2つの事業部がございます。この両事業部に加えまして、近年は経営管理部が会社としてのコンプライアンスの意識向上や内部統制の強化を図り、お客様にサービス提供を行うための土台をしっかりと支えております。
これからの社会は、世界が一つになるようなグローバルでボーダレスな時代を迎えます。過去の成功体験や自社が所属する業界にこだわらず、様々な視野を持ちながら企業経営をしなければいけない、と感じております。
大きな変革の転換点を迎えている社会の流れと同様に、2024年は当社も大きな変換点を迎えました。将来の中長期的な成長を目指して企業の中身をより研ぎ澄まし、「社員ひとりひとりの成長」と「サービスの質向上」に向けて日々努力を続け、「チームで経営を行う組織づくり」を目指しながら、事業に取り組んでまいります。
今後も、魅力的な空間がもたらす「感動」と「安心」の可能性を信じ、事業を通じた社会貢献を目指したいと考えます。そして、業界の前例にとらわれない、当社らしい経営を実践する事により、社会に新しい付加価値を提供してまいります。
ハンワホームズ株式会社
代表取締役社長 鶴 厚志